2009年9月10日木曜日

走れメロス1



学校の授業で提出した課題です。
走れメロスのビジュアルイメージを製作しました。
上の2枚はメロスの村の移動式の遊牧民用家屋です。

ストーリーに沿ったビジュアルイメージの展開

タイトルは僕の卒研テーマです。

詳細は以下の梗概からどうぞ。



1.テーマを希望する理由・動機


コンセプトアート/コンセプトデザインとは、後になって何かになるものの原初的なアイデア、あるいはアイデアが可視化されたもの。

実験的で、既存の習慣や規則に挑戦を仕掛けるような用途、または形態の提案。

その性質上、映画業界やゲーム業界などで活躍する者が多い。


  • 自身には将来、コンセプトアーティストとして活躍したいという強い願望がある。
  • 自身の活動を通して、コンセプトアーティストという職業を、日本でも確立させたい。
  • そこで、自らコンセプトアート/コンセプトデザインに取り組み、それをネット上で公開してゆくことを考えている。
  • また、世界観を提示する職業ならば、その世界で起こりうる事象をストーリーとしても展開できるのではないかと考えた。
  • ストーリーを付加することで、絵により深みや説得力を与えたり、見ている者をその世界に引き込めるのではないかと考える。

    2.テーマに関する研究の状況や背景

    • フリーランスのコンセプトアーティスト/コンセプトデザイナーとして日本で活躍している人は、欧米に比べて少ない。

    • 自分の作品を投稿サイトや自身のサイト等で公開している者は多いが、同時にストーリーも進めている者はいない。

    3.研究の目的

    • コンセプトアート/コンセプトデザインに対する一般の理解を深める。
    • インハウスデザイナーが圧倒的に多い日本における、コンセプトアーティスト/コンセプトデザイナーの新しいスタンスを、自らの卒業制作活動を通して提案する。

    4.考えられる研究の方法

    作品制作

    コンピュータを活用してコンセプトアートをテーマとして作品を制作してゆく


    作品発表

    展覧会、学会などでの発表

    ASIAGRAPH、学生CGコンテスト(文化庁メディア芸術祭)など


    インターネットでの発表

    自らのwebサイトでの公表

    まったく新しい世界観でのストーリーの展開と、それに沿ったビジュアルイメージの提案を同時に行っていく。
    また、コンセプトアート/コンセプトデザインとサイトの認知度の上げ方についても工夫していく。


    既存のwebサービスでの公表

    既存の絵の投稿サイトを中心に、SNSサイトでも自分の絵を公開していく。

    ただ、あくまでも自身のサイトに誘導するための道具になると予想される。


    5.研究の特色

    自身はコンセプトアートはアートとデザインの中間に存在するものだと考えている。

    また、コンセプトアーティストには、多くの知識も求められる。

    「様々な産業・活動を芸術的な視点から再編集し」という理念を掲げ、多彩な分野を横断的に学ぶことのできる本コースに在籍していることは、自身にとって大きな武器となるだろう。



    …ということですが、簡単に言うと世界設定をしてストーリーを作り、絵を描いてそれをネット上にアップする、というものです。
    予定では水曜と土曜の週2ペースで…。
    まぁ今までやってきたことと大差はありませんね。